「ショーケン」の愛称で親しまれた歌手で俳優の萩原健一(本名・萩原敬三)さん(享年69)が3月26日に東京都内の病院にてGIST(消化管間質腫瘍)のため亡くなっていたことが明らかになった。
ところで、萩原健一さんは「ショーケン」というニックネームで呼ばれていたが、何故「ショーケン」と呼ばれていたのか?
ショーケン?ショーケン?ショーケン?
萩原(ハギワラ)の苗字「萩原」を「ショー」と読むことが出来ないので気になるところ。
「ケン」は恐らく健一(ケンイチ)のケンなのは分かるのだけど「ショー」って何?
萩原健一が「ショーケン」というニックネームで呼ばれる由来や意味を調べてみましいた。
実はデビュー前の不良エピソードが関係している?
本名が由来の理由かと思ったのですが、冒頭にも記載している通り、本名は萩原敬三(はぎわらけいぞう)さん。
ですのでで、本名も「ショー」とは関係がないようです。
もう少し調べてみると、どうやら萩原健一さんが芸能界にデビューする前の話が関係しているようです。
萩原健一さんはデビュー前につるんでいた不良グループがあったらしい。
その不良仲間の中に萩原健一さん以外に「ケン」が付く名前の人が2人いたそうです。
萩原健一さんを含めて「ケン」と呼べる名前の人が3人いたということ。
そこで、不良グループ内での身体の大きい順に、「ダイケン」「チューケン」「ショーケン」と名付けられたそうです。
「大ケン」「中ケン」「小ケン」ということです。
萩原健一さんは、3人の不良仲間の中で一番身体が小さかった為に「ショーケン」というニックネームになった。
これが「ショーケン」というニックネームの由来だそう。
以前にライターの吉田豪さんが萩原健一さんについて話した記事があったので参考までに貼っておきます。
(吉田豪)で、ショーケンはショーケンでパー券の決着をつけないといけないから、包丁を再び懐に隠した格好で彼らを追いかけた。そして警察に店のウェイトレスが通報をし、それでもショーケンはずっと呑気に追いかけて大騒ぎになってしまい警察沙汰に。さらには「お前、包丁を持って高校生を追い回したそうだな」ってことで捕まる。ところが、これがひとつの転機になって。「あいつは中3なのに包丁を持って高校生を追い回した」ということで、妙なところで株が上がり。そして、その追い回した仲間の大ボスの先輩やCさんという番長が「お前はすごい」と褒めてくれて。その大ボスの先輩が「ダイケン」と呼ばれていて。Cさんっていうのが「チューケン」。それでいちばん小さいから「ショーケン」っていうあだ名になったという。
引用:吉田豪 萩原健一を語る