東京・恵比寿の会員制高級ラウンジで来月成人式を迎えるはずだった一人の女性が亡くなった。
女性が死亡した原因は、「テキーラゲーム」と称したテキーラを大量に飲む行為にある。
テキーラ事件について、起業家の光本勇介(38)は、デイリー新潮のインタビューに答えている。
「テキーラゲーム」とは、光本氏が考案した「お酒を飲んで盛り上がりたいときの飲み会のゲーム」だというが、その内容は常識から逸脱している。
その内容とは、「750ミリリットルくらいのテキーラ1本を制限時間15分以内に飲み干せたら、ご褒美として10万円がもらえる」というものだ。
光本氏曰くテキーラゲームは、「他のよくある飲み会のゲームと同じ趣旨のレクリエーション」
テキーラのアルコール度数は、多くが40度程度。
これだけ強いお酒であるテキーラをショット一杯でなくテキーラのビンを丸々一本飲むというゲームは、恐怖のレクリエーションだ。
その日、ラウンジでは、このテキーラゲームが行われたという。
チャレンジし亡くなったA子さんと同席していたのは、テキーラゲームの考案者である光本氏。
光本氏は、「A子さんが自ら志願してゲームにチャレンジした」とインタビューに答えている。
A子さんは、ゲームには失敗したが、努力賞・残念賞ということで光本氏は、3万円を渡したという。
その後、A子さんは帰らぬ人となった。
光本氏は、こうも言う。
「これまでもこのゲームでこのようなことが起きたことはありませんでしたし、どちらかというとほとんどが成功に終わり楽しい催しになっていたのです。」
デイリー新潮のインタビューの最後には、
「1人の方の大切な命がなくなったことに関しては、本当にショックを受けております。非常に残念でなりません。こんな悲しいことが起きてしまうこともあるということを痛感しましたので、お酒の飲み方もあらためて考え直さなければならないと反省している次第です」
と反省の弁を語っていたが、文春オンラインによると、A子さんが亡くなった6日後に六本木のラウンジを友人らと訪れテキーラを2本空けたという。
亡くなったA子さん、A子さんのご家族やご友人は、光本氏に対してどのような思いでいるのだろうか。