自身のクリニックで働く２０代の女性スタッフに睡眠薬を飲ませて意識を失わせ、わいせつな行為・性的暴行を加えたとして、警視庁捜査１課は、１０月１３日、美容整形外科『東京ミッドクリニック』（閉院）元院長の竹沢章一被告（４３）を強制性交と準強制わいせつの疑いで逮捕した。
竹沢容疑者は、既に３回逮捕されており、今回の逮捕で４回目となる。
被害者は、自身が院長を務めていた東京・江戸川区の美容整形外科で働く部下の女性２人。２人とも２０代。
竹沢容疑者は、食事もしくはカラオケの席で、酒もしくは料理に睡眠作用のある薬物を入れ、被害女性が意識を失った後、自宅に連れ込み、わいせつな行為や性的暴行を加えていた。
また、被害女性２人のうち１人は、性的被害に遭ったことにまだ気付いていない翌日に、「酔い覚ましの点滴を打とう」など竹沢容疑者と言われクリニックに連れ出され、クリニックの中で、睡眠薬のようなものを点滴された上で、再びわいせつな行為や性的暴行を受けたとされている。
竹沢容疑者は、ドバイに家があり国籍はアラブだと話し、Ｆａｃｅｂｏｏｋのコミュニティや周囲の女性には『竹沢アスラン』と名乗っていたという。