11月16日、沢尻エリカ容疑者(33)が都内で合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反(合成麻薬所持)の疑いで警視庁組織犯罪対策部に逮捕されたことが分かった。
捜査関係者によると、警視庁の捜査員が沢尻エリカ容疑者の自宅である東京目黒区のマンションを家宅捜索したところ合成麻薬MDMAが見つかったという。
捜査員の調べに対し、沢尻エリカ容疑者は「私のもので間違いない」と容疑を認める供述をしているという。
沢尻エリカ容疑者は 1986年(昭61)4月8日生まれ、東京都出身。父は日本人で母はフランス人。161センチで血液型はA型。
2005年に公開された映画「パッチギ」で注目を集め、数多くの映画賞や新人賞を受賞。
同年フジテレビ系列で放送された「1リットルの涙」では初主演を務めた演技が高評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞などを受賞した。
女優として絶好調であった沢尻だったが、2007年に公開された自身が主演を務めた「クローズド・ノート」の舞台挨拶で「別に・・・」「特にありません」などと発言した不機嫌騒動で物議を醸し世間やマスコミから大バッシングを受けた。
2009年9月30日付で前事務所「スターダストプロモーション」との専属契約が解消され、芸能活動を翌年2010年の春まで一時休止。
2012年に女優復帰となった主演映画「ヘルタースケルター」でフルヌードの体当たり演技が評価され、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し完全復活。
その後も映画「新宿スワン」「不能犯」テレビドラマ「ファースト・クラス」「大奥」などに出演し活躍していた。
今年に入ってからも映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で太宰の愛人・太田静子を、ドラマ「白い巨塔」ではヒロイン役の花森ケイ子といった重要な役柄を演じている。
私生活では、2009年1月7日に、ハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(55)と結婚したが、翌年2010年4月には離婚の意思を表明。
2013年12月26日に離婚している。
沢尻エリカ容疑者は、来年2020年ののNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年1月5日スタート、日曜20:00)に織田信長の妻「帰蝶(きちょう)」役で出演が決まっていた。
また、沢尻エリカ容疑者は、P&G「レノアハピネス」サントリー「ほろよい」ペプシ「ペプシNEX ZERO」など多数のCMにも出演している。
沢尻エリカ容疑者の逮捕により11月15日の公開から一日でお蔵入りとなってしまった求人検索サイトIndeed (インディード)のCMがコチラ。
相次ぐ芸能人や有名人による麻薬事件。
奇しくも今年の3月に麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧と沢尻エリカ容疑者は、同じ4月8日生まれ。
沢尻エリカの略歴に「麻薬取締法違反(合成麻薬所持)容疑で逮捕」という一文が加わることになってしまった。