俳優で歌手の小林旭(78)が10月5日に生放送されたフジテレビ系「バイキング」(月~金曜、午前11:55)にゲストコメンテーターとして初出演し、不適切な差別用語を発言した。
問題の不適切発言が起きたのは、番組冒頭でMCを務める坂上忍(50)が米ラスベガスで起きた銃乱射事件について小林にコメントを求めた際。
コメントを求められた小林は怒り心頭の表情で「赤ん坊をこうひねくってやるのと同じことで、無抵抗の人間だけを狙ってああいうことするヤツっていうのは、馬鹿かキ×ガ×しかいないよ」と、不適切な用語とともに自殺した容疑者を非難した。
続けざまにコメントを発する小林をMCの坂上は制止することができず、その後も小林劇場が繰り広げられる格好となった。
最終的に坂上は「榎並くんの方から何か言うことはありますか?」と問題の差別発言に対し自分で説明するのではなく榎並大二郎アナウンサー(32)に無茶ぶりをし、
榎並アナは「一部不適切な表現がございまして、えー精神状況については今のところ分かりませんけれども、えー引き続きバイキングを続けさせていただきます。」と謝罪したが、榎並アナの謝罪をMCの坂上は笑みを浮かべて聞いており、そのままCMに入った。
CM後にも榎並アナが「えー先ほどの議論の中でですね、精神障害の方に対する差別を助長する発言がございました。お詫びして取り消させていただきます。大変申し訳ありませんでした。」と頭を下げて再び謝罪した。
当の小林からの謝罪はなくメインMCである坂上の謝罪もなく、謝罪をしたのは進行をサポートしているアナウンサー。
また大御所である小林の自由な発言に対しMCの役割をはたせなかった坂上の対応にはインターネット上では非難の声が多数あがっているようだ。
以前に、雨上がり決死隊の宮迫博之(47)が不倫報道された際にも、いつもの厳しい態度で攻めるのではなく身内に甘々なバラエティ的な対応をとった坂上。
今回も不適切な問題発言をした小林だけでなく坂上に対しても厳しい声があがっている。