中日ドラゴンズのエース・柳裕也投手(31)が22日、自身のインスタグラムを更新し、同日に文春オンラインで報じられた不倫疑惑について謝罪のコメントを発表した。
投稿には真っ白な画像が添えられ、柳は誠意を込めた言葉で反省の意を示している。
「この度は私の軽率で、心ない言動、行動によりファンの皆さま、球団関係者の皆さま、相手の女性の方、そして妻を裏切ってしまったこと、不快な思いをさせてしまったこと、深く反省しお詫び申し上げます。」とし、改めて自らの行動を悔いる姿勢を見せた。
さらに「事実と異なる部分もありますが、今後はもう一度ファンの皆さま、関係者の皆さま、そして妻、家族の信頼を取り戻せるよう、努めてまいります。」と、信頼回復への決意も語った。
一方で、報道内容について「事実と異なる部分もあります」とも言及しており、報道全てを認めたわけではないことを明らかにした。
それでも、自身の行動によって多くの人に迷惑をかけたことへの反省を優先し、誠実な姿勢で謝罪を行った形だ。
柳投手は明治大学から2017年のドラフト1位で中日に入団。
2021年には11勝6敗、防御率2.20を記録し、最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得するなど、球団の柱として活躍してきた。
今季は右肩のコンディション不良で一時離脱したものの、復帰後は14試合に登板し3勝5敗、防御率3.29という成績を残している。
8月には国内FA権も取得し、今後の去就にも注目が集まっていた。
長年チームを支えてきたエースの突然の不祥事に、球団関係者やファンの間には驚きと落胆の声も広がっている。
しかし、柳本人が公の場で謝罪し、再起への意志を示したことで、今後どのように信頼を取り戻していくのかに関心が集まっている。
