10月20日、サッカーJ1「ベガルタ仙台」のMF道渕諒平選手(26)が交際相手へのDVで逮捕されていたと発表。
同日付けで道渕との契約を解除したことを発表した。
この日に発売された一部週刊誌は、道渕が当時交際していた女性に暴行した傷害容疑で9月7日に逮捕されていたと報じた。
ベガルタ仙台は、公式サイトで経緯を報告。
女性とのトラブルを8月14日に認識していたが、最終的に双方合意の上で解決したと示談の報告が9月5日にあったことを説明。
同選手から二度と同様の行為をしないとの誓約書を取り、重い処分を科した上で活動を継続させておりましたと報告した。
9月7日に警察に任意同行されたが、同日午後に釈放。道渕は同8日から練習に合流している。
ベガルタ仙台は、今回のDV逮捕について一部週刊誌が報道されるまで公表しておらず、道渕は、前節10月18日に行われた浦和戦に先発出場していた。
道渕は、ヴァンフォーレ甲府に所属していた20177年にも女性への暴行容疑で逮捕・勾留されている。
当時は処分保留のまま釈放され、不起訴処分。
クラブから同シーズンの公式戦出場停止や減俸などの処分を受けていた。
発表全文
本日発売の週刊誌報道および選手の処分について
掲載日:2020年10月20日
本日発売の週刊誌におきまして、当クラブに所属する道渕諒平選手に関わる記事が掲載されておりました。当クラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから、同選手に事実関係を確認した上で、10月20日付けで契約解除を決定いたしました。
この度は、皆様にこのようなご報告をすることになりまして、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。
当クラブは、記事に記載されております女性とのトラブルを8月14日に認識し、同選手の事情聴取を行い、顧問弁護士に相談して対応を進めてまいりました。その際に当人同士で解決することが望ましいと助言を受けております。同選手からは、本人の代理人となる弁護士を通じて女性と話し合い、最終的に双方合意の上で解決したとの報告が9月5日にありました。同選手から二度と同様の行為をしないとの誓約書を取り、重い処分を科した上で活動を継続させておりました。本件は、両名のプライバシーに関わり、また双方の要望があるなかで、公表を控えてまいりました。
当クラブといたしましては、本件について大いに反省し、取り組みが不十分であったことを厳粛に受け止め、今後このようなことが二度と発生しないよう、一丸となってコンプライアンスの徹底に全力で取り組んでまいります。
ベガルタ仙台のファン、サポーターの皆様、株主、スポンサーの皆様、Jリーグや各クラブの関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
株式会社ベガルタ仙台
※ベガルタ仙台公式サイトより引用