漫才師の日本一を決める「Ｍ―１グランプリ２０１８」が１２月２日に行われ、史上初の平成生まれのコンビ「霜降り明星」が優勝をし幕を閉じたかにみえた。
しかし、Ｍ－１グランプリ２０１８の物語はまだ終わっておらず場外乱闘が勃発したのだ。
事の発端は、今回のＭ－１に出場し７位で終わった「スーパーマラドーナ」武智正剛（４０）がＭ－１グランプリ２０１８の打ち上げの最中に飲食店内で配信したインスタライブ。
カメラに映っていたのは、昨年のＭ－１優勝者である「とろサーモン」久保田かずのぶ（３９）。
配信の冒頭、久保田は「あのぉ、ホントすみません。酔ってるからっていうのを理由にして言いますけど」と前置き。
「もぉ、もうそろそろ辞めてください。」と始まり、「自分の感情だけで審査せんといてください。」「一点で人の一生変わるんで。」と続けた。
その後、怒りがＭａｘになった久保田は、「お前だよ！一番！お前だよ！分かんだろ！右側のな！クソがっ！」と審査員の誰かに対する感情を罵声として浴びせた。
また、配信の中盤にはカメラを撮っているとみられる武智は
「クソみたいなヤツが馬鹿みたいなことしてね。」「右のオバハンやん。」と発言をした。
今回の「Ｍ―１グランプリ２０１８」で審査を務めたのは全７名。
並び順で右から
タレントの上沼恵美子（６３）
「ダウンタウン」松本人志（５５）
「サンドウィッチマン」富沢たけし（４４）
落語家の立川志らく（５５）
「ナイツ」の塙宣之（４０）
「中川家」礼二（４６）
「オール阪神・巨人」のオール巨人（６７）
察しのいい方であればお分かりかと思うが、審査員の中で女性は上沼ただ一人。
年齢関係なく「オバハン」に該当するのは上沼だけなのだ。
故にこの配信でクソ呼ばわりされていたのは、紛れもなく「上沼恵美子」。
この配信の内容を知っていたかは定かではないが、上沼は翌３日に放送されたＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で
「私みたいな、こんな年寄りがね、ポンっと座って偉そうにしている場合ではないんですよ。だから、もう私は引退します」と発言したのだ。
今回のＭ－１のみならず、これまでにも上沼の審査については、様々な意見があったことは確かだ。
昨年のチャンピオンと今年のファイナリストの発言が波紋を広げている。
インスタライブ配信内容全文
久保田：
あのぉ、ホントすみません。酔ってるからっていうのを理由にして言いますけど
もぉ、もうそろそろ辞めてください。
審査員の方も、まぁ嬉しいです皆さん。
あのぉ。一回劇場出てください。
武智：
はははははははっ（笑）
久保田：
ほんで、あのぉ。
自分目線のぉ、なんかねぇもう自分の感情だけで審査せんといてください。
一点で人の一生変わるんで。
あのぉ、理解してください。
多分、あのぉ。
お笑いマニアの？？？は分かってますわ。
お前だよ！一番！お前だよ！分かんだろ！右側のな！
クソがっ！
武智：
はははははははっ（笑）
言うた言うた。
久保田：
もういいか、もう流せ全部。
全部流せ、もぉやめたろ。
久保田：
あとは、もう和牛が。
３回２位とってるわ。
３回優勝してるから。
うん。クソうん覚えとけよ。
ハードル上げんなよ。
水田（和牛）：
温かくみてやぁ来年。
久保田：
ガンガンで目ぇ開けて見みろよ。
て、思いますけどね。
武智：
分かってもらう。
分かってもらう。
久保田：
てかさ、オレが思うには。
もう、ええやん。
そのクソみたいなヤツがさ。
贔屓してさ。
武智：
クソみたいなヤツが馬鹿みたいなことしてね。
久保田：
あのぉ、メチャクチャ申し訳ないけど。
あの・・・・・。
審査するっていうことはさぁ、演者と一緒で同じ熱量で点数が同じだって思いたいやん。
演者やからっ！
武智：
そうっすね。
久保田：
あんたがつけた点数とコッチが思った点数、一緒でありたいやん。
コレが格差が生まれたら違うやんっ。
それを私が好きぃとか。
言い出したら、もう（テーブルを足で蹴る！）
武智：
いやははははははっ（笑）
いや、右のオバハンやん。
久保田：
いやいや、ちゃうじゃなくて。
スマセンがスマセン。
武智：
いや、でもでも。
いや、右のオバハンにはみんなうんざりですよ。
久保田：
せや
林（ギャロップ）：
まぁでも、暗いのよぉって言われたら。
じゃぁ、明るかったらおもろいんかっていう話し。
武智：
んで、嫌いですって言われたらぁ。
更年期障害かって思いますよねぇ。
久保田：
私も歳やからわからへん。
知らんで。
武智：
自分、自分の番組しかしてへんし。
不明：
そう。
武智：
売れる為に審査員するんやったらやめてほしいですよね。
久保田：
ほんとそう。
武智：
自分が売れる為に。